梨穂・佳奈

梨穂と玲子の秘密 - 1


 ほどなく玲子さんは病室にやってきました。
「梨穂ちゃん?どうしたの?」
「あの...どうしたらいいのか...」
梨穂ちゃんは何から話したらいいのかとまどいました。玲子さんは梨穂ちゃんのただならぬ気配を感じてカーテンを引きながら小声で言いました。
「落ち着いて。なんでもいいから話して。」
「はい...」
そして梨穂ちゃんは今朝起きたことをぜんぶ話しました。話しながら、これが何か間違いであって欲しいと思っていました。
「...話は分ったわ...でも、とにかく見てみないと...」
「...お願いします...」
玲子さんは黙ったままフトンをはねのけました。そして、梨穂ちゃんのパジャマのズボンをずり下げました。そして、生まれたての梨穂ちゃんの肉棒が玲子さんの目の前にさらされました。
その時、玲子さんは息を飲んで後ずさりしました。
「こんなことって...」
やっとの思いで玲子さんがつぶやいた言葉はそれだけでした。それから玲子さんは梨穂ちゃんのお腹の上で肉棒を転がしてあらゆる角度から観察しました。次には肉袋を左手で持ち上げて、右手ひとさし指で軽くついて、じっくりと感触を確かめました。
 それは玲子さんの魔法なのです。ただただ不気味で気持ち悪いと思っていた肉棒が、だんだん快感の泉として湧きたち、梨穂ちゃんの感覚をすべて乗っ取り、全身をなみなみと浸しました。
「あっ、玲子さん...そ...そこ...あくっ...」
梨穂ちゃんは声を上げそうになるのを歯を食いしばって耐えます。でも、そうする内にまたジンジンどくどくする感じが戻ってきて、秘密の唇の「挟まった」感じは「裂けそう」な感じに変わっていきました。
「うぅ、玲子さん、いや...」
肉棒はひとりでにずるずるとお腹の上をはいずりました。それは、だんだん太く長く勃起しはじめたのです。肉棒の頭を包んでいた皮は突っ張って、ずるずるとお腹の方に引っ張られて剥け上がっていきます。梨穂ちゃんは目を閉じたままどんどん激しくなるジンジンする感じに耐えようとしました。
「玲子さん...なんとかこれ、止めてください!おかしくなっちゃう!!あうぅっ!!」
「静かにして...」
玲子さんはたった一言だけ言うと、梨穂ちゃんの顔の上にタオルをのせました。そして、梨穂ちゃんの肉棒を握り締めました。
「いやぁぁぁん!!」
さらに肉棒の頭の両側に添えられた指が、あまった皮をゆっくり慎重にお腹の方に引き寄せました。
「そんな、だめぇ!うぐぐぅ、もう許してぇ!!」

[梨穂の肉棒をもてあそぶ玲子] by JAGI

すっかり裸に剥かれてしまった肉棒は痛いほど張り詰めています。身体の奥底から熱いものが湧き上ってきて、お腹の下の方の筋肉がピクピクと痙攣しています。梨穂ちゃんは肉棒に汁が伝うのを感じました。それがどこから湧き上ってくるのかまだ梨穂ちゃんは分りません。玲子さんにタオルをかけられて目を閉じたまま、梨穂ちゃんは聞こえてくる音にしだいに引き込まれていきました。
 それは、湿ったもの同士がこすれあうクチュクチュという音、そして玲子さんの腕が動くたびに出る衣擦れの音、そして爆発しそうに鼓動する自分の心臓の音。梨穂ちゃんは一刻も早くこの状態から開放されたいと思いましたが、のどが引きつって声が出なくて、身体もこわばって動かなくて、ただ玲子さんにされるままになっていました。

「梨穂ちゃぁん...あれぇ、梨穂ちゃぁん。いないのぉ?...」
佳奈ちゃんの声です。
(いけない!佳奈ちゃん、またうんこが...)
その時、突然梨穂ちゃんの胸を押さえつけるものがありました。それは玲子さんの手でした。
「...動かないで...」
かすれるような小声で玲子さんが言いました。梨穂ちゃんは返事をすることもできず、うなずこうとしてブルブルと顔を震わせました。
「梨穂ちゃん?...あぁん、もうがまんできないよぅ...」
佳奈ちゃんはナースコールのボタンを押したようです。
「佳奈です...すぐに出そうなんです...お願いします...」
佳奈ちゃんの声が消えたとき、梨穂ちゃんは妙な音に気づきました。
それは、早くて浅い、喘ぎ声のような息づかいでした。そんな音を立てる誰がこの部屋にいるのか、梨穂ちゃんは理解できませんでした。しかしその喘ぐような息づかいが聞こえるのは、自分のお腹の上からとしか思えないのです。
 部屋に突然の足音が響きました。佳奈ちゃんのようすを見に看護婦さんがやってきたのです。佳奈ちゃんとのやりとりが聞こえてきます。
「大丈夫?すぐに出そうですか?」
「うぅん...もう漏れそう...」
「すぐに用意しますからね。」
そして、いつも聞きなれたベッドを操作する音、オケが佳奈ちゃんのお尻の下に取り付けられる音、そして佳奈ちゃんの甘い吐息...
梨穂ちゃんはいまカーテンの向こう側で行われていることを、音を聞きながら思い描きました。それはこの3日の間、自分が佳奈ちゃんにいつもしてあげていたことですから、何をどんな順でしているのか手に取るように分るのです。そうやって梨穂ちゃんはお腹の下から伝わってくる未知の感覚から意識をそらそうとしたのかもしれません。
でもそうたやすく肉棒は自分の存在を忘れさせてはくれませんでした。突然、みちゃっと粘液で濡れたものが肉棒を包み込み、強く吸い付けるような力が働いたのです。
「ひゃぁーっ!!」
梨穂ちゃんは思わずのけぞって大声を出してしまいました。そして、自分の声が部屋じゅうに響き渡ったことに赤面しました。
(みんな、わたしの恥ずかしい声聞こえちゃった!?)
梨穂ちゃんは取り返しの付かないことをしてしまった気分になって身をよじって悶えました。一方、肉棒から伝わってくる感覚はどんどん強くなって、もう身悶えしながらでも耐えられないぐらいです。
肉棒を包むぬるぬるした壁は、吸い付けるような感じのままゆっくりと肉棒の頭を擦っています。
「あぅっ、あうぅっ...あひへぇぇっ!!ひぃっ!玲子さぁぁぁんん!!うぇぇ、助けてぇぇ!!苦しい!!狂っちゃうよぅ!!!」
肉棒の頭を擦る動きは速く、強くなってきました。
「うぎゃぁぁうぅぅぅーっ!!!」
梨穂ちゃんは動物が吠えるように全身の力を振り絞って叫びました。そして、えびぞりながらベッドから跳ね起きてしまいました。

 顔にかけられていたタオルが落ちました。そして、見開いた梨穂ちゃんの目には、自分のお腹を中心にした視界が開けました。
 その真ん中には、あの忌まわしい肉棒があるはずでした。しかし梨穂ちゃんの目に飛び込んできたのは、玲子さんの頭でした。
 玲子さんは上半身をベッドにつっぷして、梨穂ちゃんのお腹の上に頭を乗せていました。梨穂ちゃんのおへそのあたりに頬をくっつけています。梨穂ちゃんから顔は見えません。梨穂ちゃんは震えながら玲子さんに声をかけました。
「玲子さん?...どうなっちゃったんですか?...」
玲子さんはゆっくりと頭を起こしました。そして、梨穂ちゃんの方へ顔を向けました。

「...!玲子さん!?...」
玲子さんは、梨穂ちゃんの肉棒を口に含んでいました。玲子さんはこれまでに見せたことのない、うっとりとした表情で微笑みました。肉棒をくわえたまま。
梨穂ちゃんは混乱しながら言いました。
「そんな...どうして...いったいなにを...」
玲子さんはやっと肉棒から口を離しました。そして、舌を突き出すと、肉棒の頭の裏をくすぐりながら、言いました。
「梨穂ちゃん...すてきよ...予想以上だわ...やっぱり、あなたって...すごい...」
そんなわけの分からない独り言をもらすと、玲子さんはまた肉棒を深深とくわえて、頭を上下に動かしはじめました。玲子さんの頭が片道動くたびに梨穂ちゃんは息が止まってしまいそうな強い感覚にさらされました。
「いやぁん!、玲子さん、止めてください!そんなヘンなことしないで!!あふぅぅ!!」
梨穂ちゃんが腰を浮かせて逃げようとすると、玲子さんは両腕で腰をとらえてベッドに押し付けました。

じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっ、ずずっ、じゅぷっ...
玲子さんのぬめぬめした口の粘膜が梨穂ちゃんの肉棒の頭をむらなく擦ります。すするような音をとりまぜながら玲子さんの唇は肉棒の根元まで唾液を塗り付けました。梨穂ちゃんの耳にはその湿った粘膜の擦れる音が嫌というほど溢れます。梨穂ちゃんの中ではどんどん熱い高まりが形になってきます。
「あうぅぅっ!玲子さぁん!もうだめぇ!!」

[フェラを続ける玲子] by JAGI

病室に大きな音が響き渡りました。

みちみちみちっ!!ぶぶーっ!!びちびちびち、ぶぶぶぶるーっ!!

梨穂ちゃんは一瞬、自分のお腹が爆発したのかと思いましたが、そうではありませんでした。それは、カーテンの向こうから聞こえる、佳奈ちゃんがうんこをひりだす音でした。
「あぁぁ、きもちいいぃー!!あふっ、もっとーぅ!!うぅぅぅん!!うんこ!うんこすてきぃっ!!」

ぶりりりりっ!!みちみちみちみちっ!!

果てしない排泄の音、佳奈ちゃんの悦びの声。梨穂ちゃんはたまらなくなって耳をふさごうとしましたが、体がこわばって腕が上がりません。そして、玲子さんのおしゃぶりはますます激しくなってきています。梨穂ちゃんはこの信じられない状態を打ち破ろうと大声で叫びました。
「もうやめてーっ!!どうして!?どうしてこんなことにっ!?玲子さんオカシイよ!!こんなのやだよーっ!!うあぁぁっ!!」
玲子さんは右手を振りあげると梨穂ちゃんの左胸をつかみました。そして乳首がちぎれそうなほど引っ張りながらくりくりとひねくりました。同時に、左手は梨穂ちゃんの秘密の唇とお尻の両方をひきよせるようにつかみました。
「ぎゃうぅーっ!!痛いぃい!!離してぇぇっ!!ひぃぃーっ!!」
玲子さんはひときわ大きな動作で、肉棒を力いっぱい吸い込みながら擦りあげました。梨穂ちゃんの動きはその瞬間に凍り付き、次にはお腹の下の一点にすべての力が凝縮しました。それが爆発したら、自分のからだはばらばらになってしまうと梨穂ちゃんは思いました。
「ひっ、ぐぐっ...」
そこをすかさず玲子さんは喉まで肉棒を飲み込み、肉棒を激しい力で吸いました。玲子さんの口の中の粘膜と舌は梨穂ちゃんの肉棒にしっかりとからみつき、溶け合うほど密着しました。そして次はそれを引き剥がすように玲子さんは頭をグリグリねじりながらのけぞっていきました。梨穂ちゃんの肉棒の感覚すべては玲子さんにのっとられました。
「うっ、うぐっ、うぎぃぃー!!いぐぐぅぅーううう!!」
とうとう梨穂ちゃんは爆発しました。お腹のしたの方にたまっていた熱くたぎるものが一気に肉棒の根元に集まって、お腹を激しく絞り上げる筋肉の力でビューッと押し出されました。玲子さんは熱いたぎりを口の奥底で受け止めて、そのあまりの勢いに驚きの声を上げました。
「うぐぐぅっ!!」
「ひぃっ、いっいっ、出るっ!あぁっまだ出るよぅ!!」
梨穂ちゃんが全身をこわばらせてのけぞると、ふたたびお腹はギューっと引きつって、恐ろしい持続力で肉棒から大量の汁を噴き出させました。玲子さんはもう受けとめることができなくて、思わず口を離しました。すると、きゃしゃな梨穂ちゃんの手首と変わらないほどの太さにまで勃起した肉棒が現れ、びたんびたんとお腹をうちすえました。そして、汁がその先端からほとばしります。
ぶぶぶぴゅーっ!

噴き出した汁は梨穂ちゃんの顔を真正面に叩きました。
「うぷっ!いやっ、なにこれっ!(びしゃっ!)あうぅぅ!きもちわるいぃ!!」
その奔流は2度3度と繰り返し、梨穂ちゃんの顔から胸までをどろどろにおおいつくして、ようやく勢いを緩めました。
 勢いを失いながらも、痙攣するお腹の動きに合わせて残りの汁をお腹にたれ流して、肉棒はまだびくんびくんとうごめいています。梨穂ちゃんは肩で息をしながら放心状態でベッドに横たわっています。玲子さんは顔もメガネも髪も汁で汚していました。玲子さんは梨穂ちゃんを抱き起こしながら言いました。
「予想以上よ、梨穂ちゃん...あなたは今、ほんとうのあなたに生まれ変わったの。すばらしいわ、おめでとう...」
玲子さんは梨穂ちゃんの胸からお腹へ流れ落ちる汁を左手ですくって、梨穂ちゃんの頬に塗り付けました。

[全身ドロドロの梨穂、抱き起こす玲子] by JAGI

「どう?感じる?これがほんとうのあなたなのよ。世界に二人といないあなた。あなたのすばらしい身体。わたしの愛した身体!」

 それから玲子さんは思わぬことを話しはじめました。

「梨穂ちゃん、あなたお父さまの兄弟のこと知ってる?他の親戚のこととか?」
梨穂ちゃんはぐったりとしてしまって、何も返事する気持ちになれません。
「...きっと知らないでしょ。たぶん、お父さまは教えてくれなかったと思うわ。それに、お母さまのことも。」
たしかに梨穂ちゃんはお母さまのことをほとんど何も知りません。梨穂ちゃんが生まれてすぐに離婚したということはおぼろげに分っていましたが、少なくとも物心ついてからの梨穂ちゃんはお母さまに会ったこともないし、顔だって知らないのです。母親を持たない寂しさ、母性の愛情をそそがれた記憶のない空しさは、梨穂ちゃんの少しメランコリックな性格に影を落としていました。
「どうしてそんなに謎だらけなのか不思議じゃない?本当のこと知りたいと思ったことない?」
梨穂ちゃんは顔から身体まで、自分の肉棒から噴き出した白い粘液でどろどろになったまま、玲子さんの突拍子もない話に少しだけ心を引かれました。目を見開くと、さっき梨穂ちゃんの汁をすくった左手を舌で舐めながら、瞳を潤ませて陶然とした表情で話す玲子さんの顔が見えました。

「ぜんぶ教えてあげるわ。あなたを取り巻く秘密のすべてを。そして、あなたとわたしの絆を。」
玲子さんは語りはじめました。それは、こんな内容でした。

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