梨穂・佳奈堕ちてゆく佳奈、変容する梨穂 - 4 |
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翌朝、梨穂ちゃんは佳奈ちゃんの着替えや身の回り品をまとめて、玲子さんの医院へ出かけました。梨穂ちゃんは佳奈ちゃんに付き添って看病ができることに少しワクワクしていました。本やCDやゲームをありったけ、そして佳奈ちゃんと二人っきりでおしゃべりできるネタもたくさん。回復するまでの間、佳奈ちゃん二人で過ごせることは楽しい時間になりそうな感じがしていました。 「病室は2階です。」 「ありがとうございます。佳奈ちゃんはどんな様子ですか?」 「いま眠ってると思いますよ」 医院に着くと、看護婦さんが佳奈ちゃんの病室まで案内してくれました。たった一晩離れていただけですが、梨穂ちゃんは再開の瞬間に心を膨らませました。 「こちらです。」 「佳奈ちゃーん、おはよう...」 返事はありませんでした。その代わり、ベッドに横たわる佳奈ちゃんの姿が梨穂ちゃんの目に飛び込みました。梨穂ちゃんの軽く浮かれた気分はその途端吹っ飛んでしまいました。佳奈ちゃんの姿はそれほど梨穂ちゃんにとってショッキングでした。 ベッドの横にはたくさんの機械が置かれ、佳奈ちゃんの身体にまとわりつく何本ものチューブと接続されていました。鼻や口には細い透明のチューブが差し込まれ、寝間着の合わせ目や足元からもさまざまな太さのチューブが伸びています。寝間着の上に薄いフトンをかけて、佳奈ちゃんは眠っているようでした。 玲子さんが昨日の晩「もう大丈夫」と言ったことをそのまま信じて、もう佳奈ちゃんがすっかり直ったんだと思い込んでいた梨穂ちゃんは、全身の力が抜けるような失望感を感じながらベッドのかたわらの丸椅子に座り込みました。 梨穂ちゃんは佳奈ちゃんの顔をのぞきこみました。静かな寝息を立てて眠っている佳奈ちゃんは、顔色もよくなっていて、病んでいるようには見えません。でも、鼻に通されたチューブには黄色っぽい液体が満たされていて、それはゆっくりと佳奈ちゃんの身体に流し込まれているようです。 (このいっぱいのチューブは、いったい何?...こんなに機械の助けを借りなければいけないほど佳奈ちゃんって悪いの? それに、いったいこのチューブは佳奈ちゃんの身体のどこと繋がってるの?) 梨穂ちゃんは、機械をチェックしている看護婦さんに小声で尋ねました。 「すみません...あの、いったいこれって何ですか? そんなに佳奈ちゃん悪いんですか?」 「え? 心配しなくていいです。どんどん良くなりますよ。ただ身体が疲れきってるから、しばらく絶対安静になりますけどね。それで流動食と排泄のチューブをつけてます。」 「そうですか...ぜんぜん動けないんですか? どれぐらい?」 「それは先生に聞いてみないと。たぶん2-3日だと思います。」 「佳奈ちゃんかわいそう...」 梨穂ちゃんは佳奈ちゃんの顔に目を戻しました。すると、佳奈ちゃんはいまの話し声に気づいたようです。うす目を開いた佳奈ちゃんに梨穂ちゃんは話しかけました。 「佳奈ちゃん、おはよう。大丈夫?わたしのこと分る?」 佳奈ちゃんははっきりと目を見開いて、首を起こしました。 「...梨穂ちゃん!来てくれたのね。ありがとう!」 「よかった...どんな気分?どこか痛いところはない?」 「うぅん、もう痛くもなんともないよ。なんだか、すっかり爽快!」 「あぁぁ!安心した!最初このチューブや機械を見たときびっくりしちゃった!」 「これね...動けないのはちょっと辛いけど。でも、気分は、部屋に閉じこもってたときのこと思ったら天国みたい。それに、玲子先生もすぐによくなるって言ってくれたし。」 「わたしね、佳奈ちゃん退院するまでずっと一緒にいるからね!」 「...うれしい...ありがとう。ね、手を握って?」 佳奈ちゃんはフトンをはねて右手を胸の上に出しました。梨穂ちゃんはその手をそっと握りました。 「...涙が出ちゃう。そうやってさわってもらうとすごくほっとして...」 そこに看護婦さんの声。 「梨穂ちゃん?こちらのベッド使っていいですよ。荷物もここに置いてもらっていいです。じゃ、お願いしますね。」 「あ、ありがとうございました。」 看護婦さんは部屋を出て行きました。 看護婦さんの足音が遠ざかっていくのを聞きながら、佳奈ちゃんはささやきました。 「ね...お願いがあるの...」 「なぁに?」 「あのね...キスして。」 「佳奈ちゃん...そんな、突然。」 「あたし、絶対安静って言われてるけど、それどころかなんだか力が湧き上ってくるみたいで。いまも身体を動かしたくて仕方なくて、じりじりしてるの。」 「あぁ、そうなの!よくなってる証拠よね!」 「だから、せめてこの火照りを...なんとかして...」 ちょっと梨穂ちゃんはためらいました。でもここには人目もないし、実は密かにそういう期待も持っていたのでした。佳奈ちゃんは口に差し込まれたチューブを外そうとしました。 「あ、それ取っちゃっていいの?」 「うん、これって口の中をときどき吸い取ってるだけだから...」 「じっとしてて。外してあげる。」 梨穂ちゃんは、佳奈ちゃんの口元に貼られたテープを丁寧にはがして、チューブを抜き取りました。佳奈ちゃんは唇を突き出して、ちらっと舌をのぞかせました。そして、すごく明るい笑顔で梨穂ちゃんに言いました。 「ね、して?」 こんな笑顔を見るのは梨穂ちゃんも久しぶりでした。梨穂ちゃんは吸い込まれるように佳奈ちゃんに顔を寄せて、そっと唇を合わせました。梨穂ちゃんは舌を入れたりはせず、しばらく軽く吸ったりお互いの唇の弾力を楽しんだりしました。佳奈ちゃんは、昨日の夜のような強引なことはせず、ただ梨穂ちゃんのするままに任せていました。 梨穂ちゃんは佳奈ちゃんの胸をつんつんと押しながら言いました。 「もっと触りたいけど...しばらくおあずけだね。」 「...触っても、いいよ。でも機械がついてるから...」 佳奈ちゃんは右手でかけフトンをはねて、さらに寝間着の胸の部分をはだけさせました。すると大きなおっぱいが現れてぽよんと揺れました。乳輪にはガラスの筒のような器具がバンドでとめられていました。梨穂ちゃんは目を丸くしました。 「これって...なに?」 「...恥ずかしいけど...おっぱいが漏れちゃうから、こうして吸い取ってるの。」 「はぁ...そんなにたくさん出るの?」 「うん...ときどきだけどね。」 梨穂ちゃんは人差し指でぷにぷにとおっぱいを押しました。 「気持ちいい?こんなことしてると、出ちゃうかな?」 「そうかもね...早く退院したいな...思いっきり揉んで欲しい...」 梨穂ちゃんは佳奈ちゃんの胸に手を置いたまま、もう一度ゆっくりキスをしました。今度は軽く舌で触れ合いながら、お互いの味を確かめ合いました。 梨穂ちゃんは佳奈ちゃんの味を感じながら、ふと匂いに気づきました。甘酸っぱい香り、それはきっと佳奈ちゃんの匂いでしょう。梨穂ちゃんはなにか幸せな気持ちに包まれながら、うっとりとした口調で言いました。 「また寮にもどったら...いっぱいしようね...」 「うん...しようね...」 もう一度佳奈ちゃんのおっぱいに触れようと手を伸ばしたとき、佳奈ちゃんが声を漏らしました。 「あっ...」 「どうしたの?」 「...出そうになってきた...」 「え、おっぱい?」 「違うの。」 佳奈ちゃんは詳しく答えないで、右腕を伸ばすとナースコールのボタンを押しました。看護婦さんの声がスピーカーから聞こえます。 「どうしました?」 「あの、また出そうなんです...」 「あ、はい。すぐに行くからちょっと我慢しててくださいね。」 「お願いします...」 梨穂ちゃんはもう一度聞きました。 「どうしたの?出そう、って?」 「あの...トイレに行けないから、看護婦さんに頼んでるの...」 佳奈ちゃんは消え入りそうな小さな声で言いました。 「わたしが取ってあげるよ!」 梨穂ちゃんは佳奈ちゃんの面倒をぜんぶ見るつもりで来ましたから、それぐらい当然だと思いました。でも、佳奈ちゃんは首を振りました。 「それは...いや。梨穂ちゃんにそんなことさせたくない。」 「大丈夫だよ。わたし決めたんだもん。佳奈ちゃんが元気になるまで、ぜんぶ面倒見るって。」 「でも...はぁっ、すごいんだよ、あたしの...ふぅぅん!もう出ちゃう!」 「だからわたしが...」 そこに看護婦さんが入ってきました。 「はいはい、すぐにしたくしますからね。ちょっと我慢して。」 「もう出そうです!」 佳奈ちゃんは梨穂ちゃんの手をぎゅっと握り締めました。 看護婦さんはフトンをめくると、ベッドの下のハンドルを操作しました。するとベッドはお尻の下が割れて、ちょうどうんこを受け止めるようにオケを差し込むことができるように窓が開きました。 そして看護婦さんは佳奈ちゃんのパジャマのズボンに手をかけました。それは股われになっていて、すぐにお尻を剥いてしまうことができるようになっていました。まくりあげられた佳奈ちゃんのお尻にはオムツが当てられていましたが、看護婦さんは一瞬にそれをはぎとってしまいました。細いチューブが佳奈ちゃんの秘密の場所に差し込まれています。それはおしっこをためずに捨てるためのチューブのようです。 「梨穂ちゃん...見ないで...恥ずかしい...」 梨穂ちゃんは驚きの連続で言葉も出ません。 看護婦さんが言いました。 「佳奈ちゃん、準備できたわよ。たくさん出してね。」 佳奈ちゃんは顔を赤らめ、目を潤ませて息を弾ませています。 「...出るっ...」 みちっ...みちっ...みちみちみち、ずるるるるっ!、ぶるる!!ぶりぶりぶりり!! 佳奈ちゃんは激しく喘いで、続々とうんこを出し続けます。 「はぅっ、はっ、あはっ、あっあっ、あうぅぅっ!、はぐっ!、あーっ!!」 佳奈ちゃんは声を上げてのけぞりました。その時突然、機械が音を立てました。おっぱいにつけられたガラス筒を吸引するポンプが起動したのです。ばしゃっ、と筒の中で汁が暴れました。 「...佳奈ちゃん!」 梨穂ちゃんは、昨日の夜の出来事の続きを見せられているような気分になって、青ざめながら佳奈ちゃんに呼びかけました。佳奈ちゃんは額を汗で光らせ、瞳をすっかり潤ませながら、体の中から湧き上がってくる感覚と戦ってぶるぶると震えていました。 梨穂ちゃんは佳奈ちゃんの口元からとろとろと汁がつたうのを見て、また嘔吐が始まるのかと身構えましたが、それは違うことがすぐに分りました。佳奈ちゃんの口の中に大量の唾液が噴き出してきて溢れているのです。梨穂ちゃんは慌てて、さっき外したチューブをとって佳奈ちゃんにくわえさせました。するとすぐに吸引が働いて、じゅるじゅると音を立てて唾液が吸い出されました。 ガラス筒の中で噴き出していた乳汁もだんだん収まり、音を立てて暴れ出てくるうんこもどうやら終わりのようです。 「...もう終わったかな?ちゃんと出ました?」 看護婦さんが声をかけました。佳奈ちゃんは力なく 「はい...」 と答えました。梨穂ちゃんはこのやりとりを聞いて、勇気を出していいました。 「あの、わたしに後片付けさせてください。」 「え?これはわたしたちの仕事ですから。いいんですよ。」 「でも...」 佳奈ちゃんは梨穂ちゃんの手を引っ張りました。 「やめて...」 「佳奈ちゃん...」 「あのね、しばらくこれが続くの...玲子先生から言われたんだけど、わたしの身体の中で、必要以上に消化液とかが作られてるんだって。そういう病気なんだって。それで、それをどんどん外に出さないと、自分の内蔵を傷つけちゃうんだって。」 「あぁ...そうなの...それで...」 「うん、だからお薬飲んで、わざとたくさん出すんだって...今日は、朝からもう3度目...」 「えっ!? 3度目? それでもあんなに...?」 うっかり梨穂ちゃんが大声を出すと、佳奈ちゃんは恥ずかしそうに目を伏せてまた顔を赤くしました。梨穂ちゃんは自分が言ったことで佳奈ちゃんを傷つけてしまったと思って謝りました。 「ごめんね、佳奈ちゃん...そんなつもりで言ったんじゃないの...わたしって、ほんとうにバカよね。ごめんね。」 「うぅん、いいの。本当のことだから...でもね、出るとすごく気分がよくなるんだよ。今もね。とってもいい気持ち。出る前に、来る、来る、って思ってる間はすごく緊張するけど、出始めると気持ちが良くて...終わるとすごくスッキリ気分が良くなって...」 そういえば佳奈ちゃんはさっきの様子からうってかわって爽やかな笑顔になっています。 「だから、恥ずかしいけど...これで直るのなら、出すのも辛くなんかないよ。」 看護婦さんが佳奈ちゃんのお尻を清拭しはじめると佳奈ちゃんは黙りました。梨穂ちゃんもきっかけがなくて看護婦さんの手際を眺めて仕事が終わるのを待ちました。看護婦さんが出て行くと、佳奈ちゃんは目を伏せながら独り言のように言いました。 「ぜんぶ出してしまえば、直るんだから...それで終わるんだから...そう思って、あたし...」 梨穂ちゃんはなんとか佳奈ちゃんの言葉を引き取ってあげなければと思いました。 「そうだよね、そうやって直っていくんだったら、恥ずかしがったりすることないよ。わたし、佳奈ちゃんには早くよくなってもらいたいんだから...わたし、やっぱり佳奈ちゃんの身の回りの世話ぜんぶするよ。ね、わたしにさせて。」 佳奈ちゃんは、ゆっくり視線を上げて梨穂ちゃんの顔を見詰めると、ほころぶように微笑みました。 「梨穂ちゃん...ありがとう!!」 それから梨穂ちゃんは玲子さんに頼み込んで、ふつうなら看護婦さんがする排泄の始末まで引き受けることにしました。玲子さんは、夜だけは看護婦さんに任せるようにいいましたが、それ以外は梨穂ちゃんの熱意に負けて任せることにしました。 しかし、大変なのはここからでした。佳奈ちゃんも梨穂ちゃんも、だんだん排泄は少なくなっていくものと決め込んでいたのですが、実際はだんだん増えていきました。3日目には、ほとんど1時間おきに小さいオケにいっぱいの太便が出るようになりました。梨穂ちゃんは一生懸命面倒を見るのですが、佳奈ちゃんが便意を伝えるのがあまりにぎりぎりで、すんでのところでお漏らしさせそうになったり、出はじめたら予想よりもずっと多くてオケに受けきれずこぼしそうになったり、冷や汗の連続でした。 その一方で、佳奈ちゃんの様子がヘンだと梨穂ちゃんは気づきました。というのも、ただうんこを出してすっきりするという以上に、佳奈ちゃんがなにか別の感覚にとらわれていることがだんだん明らかになってきたからです。うんこを出している最中の佳奈ちゃんは、恥ずかしい排泄をさっさと終わらせようと力んだりするのではなくて、むしろ何かに感じ入っているように見えます。佳奈ちゃんは、うんこをしている最中も、たっぷり出した後も、恍惚とした表情で喘ぎ、甘い吐息をもらし、まるで心ゆくまでオナニーを楽しむように満足げな笑みを浮かべるのです。ふたりの間に会話はだんだん減っていきました。 4日めの夕方、梨穂ちゃんは佳奈ちゃんのお尻を清拭していると、秘密のところからえっち汁がどろどろと流れ出してくるのを目の当たりにしてしまいました。 (間違いない...佳奈ちゃん、うんこをしながら感じてるんだ...) 拭いても拭いても汁は止まりません。梨穂ちゃんはなんだか悲しくなってきて、拭くのを止めてオムツで包んでしまいました。フトンをかけなおしてあげてから佳奈ちゃんの顔を見ると、放心したような表情で、目はうつろに中をさまよっていました。 梨穂ちゃんはそっと部屋を出てトイレに向かいました。だんだん寂しさが込み上げてきます。 (別に感謝してほしくてやってるんじゃない...でも、わたしがここにいることも分からないの?...わたし、佳奈ちゃんに何だってしてあげられるのに...なのに、佳奈ちゃんはわたしこと忘れてどこか別のところへ行っちゃってる...) トイレの鏡の前で、梨穂ちゃんは自分の顔を見つめました。 (落ち込んでちゃだめ...佳奈ちゃんによくなってもらうのがわたしの幸せだもん...) 梨穂ちゃんは玲子さんに相談することにしました。 「玲子さん...佳奈ちゃんって、ほんとうに良くなってきてるんですか?なんだか、悪くなってきてるような気がするんですけど...」 「そうね....確かに、便の量が減らない...少し方針を変えないといけないかも知れないわね。」 「...というと...どうするんですか。」 「...うーん...もう身体の疲れは取れてるはずだから、そろそろベッドから起こすべきね。少しずつ運動して体調を調えながら、内臓の機能のバランスも取れるように違う薬を使うわ...これまでは出させる一方だったから。」 「じゃ、少しは変わるんですよね?」 「なんとかするわ。」 「...よかった...あのね、玲子さん。それだけじゃないんです。佳奈ちゃんって...うまく言えないけど...あんなにうんこしてばかりで、心までおかしくなっちゃうんじゃないか心配なんです。」 「...どういうこと?」 「佳奈ちゃんだんだん無口になって...それに、さっきも...済んだ後に、拭いてあげてたら...あの...えっちな汁が流れてきて...」 梨穂ちゃんは説明しながら顔が赤くなってしまいます。 「そう...」 玲子さんはちょっとだけ考えていましたが、 「いまから見に行くわ。」 と言って立ち上がりました。 |
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