梨穂・佳奈

堕ちてゆく佳奈、変容する梨穂 - 3


「だいぶ軽くなったでしょ?」
「...はぁい...」
佳奈ちゃんはすっかり精根尽き果てて、ぐったりしてしまいました。やっと終わったんだ、これで開放されて身体を休めることができるんだとぼんやりと考えていました。
でもそれは間違いでした。
玲子さんは、あたらしいゴム手袋を付けて、佳奈ちゃんの股間に手を伸ばしました。
「じゃ、残る触診はここね。」
「...あぁん...先生、もうあそこさわらないで...」
「そこはもうお終い。あとはね、お尻。うんこが入ってちゃ触れなかったから。」
「お尻!?いまうんこしたところ?...いや、あたしもういいです、止めてください!」
「だめよ、便秘で傷ついてないかどうかちゃんと調べておかなきゃね。」
そういうと玲子さんは中指を肛門にあてて、つるんと滑り込ませました。
「ひっ!」
玲子さんは佳奈ちゃんの肛門からずっと奥深くまで指を差し込んで、直腸を触診しました。
「すごいわよ、佳奈ちゃん。とても弾力があって、つるつるで、若々しい粘膜ね。これなら大丈夫ね。悪くなさそう。」
「あはっ...もう...もういいでしょう?...早く指抜いて...」
「うぅん、今後も要注意だから、念を入れて調べておこうね。ここはどんな感じ?」
玲子さんはあるポイントを指で押しました。
「うぅ...なんか、コリコリするぅ...」
「そうね、これが佳奈ちゃんの大切なところの裏側よ。じゃ、こっちは?」
「あはっ...そこ、じわーっと気持ちいい...」
「うん、じゃ、こっちは?」
「っあーっ、そこ、すごい!」
「感じるのね。さっきの場所を1としたら、どれぐらい?」
「はぅっ、はっ、はっ、そこ、あはっ、10倍、ぐらい、ですっ!」
「じゃぁ、こっちは?」
「あっ、あぁぁぁーっ、気が狂うよぅ!!すごすぎるぅ!もうやめてぇ!!」
指で直腸を突かれるたびに便意がもりもりと湧き上ってきます。さっきしたばかりなのにおしっこまでしたくなってきてしまいます。
「ちゃんと説明して。さっきと比べてどれぐらい感じる?」
またお腹がぐるぐると鳴り始めました。
「あうぅ、もう、分りません!!、10倍だか100倍だかぁ!!」
「次はこっちね」
「うぅぅっ!..んこっ!そこ、押さえちゃいや!!うんこしたくなっちゃう!!」
「ちょっと奥にいくよ」
「あひぃっ!もっと、うぐぅ、すっごーいぃぃぎひぃ!!」
こうして玲子さんが直腸粘膜を触って、佳奈ちゃん自身にその感触を説明させるという拷問のような触診がしばらく続きました。そうする間に、奥に残っていた便が出口を求めて肛門へ殺到しはじめました。
「ひっ、あへぇっ、らめぇ、えっえっえっ、あひぃぃーいぃぃぃっ!」
佳奈ちゃんはもう説明的な言葉を話すことができなくて、意味不明の叫び声をあげるばかりです。
「またうんこ出そうなの?」
「れるよ、うんっこぉ、うわあぅぅ、またぁぁ!ひぃぃっ!!」
「全部だしたらすっきりするからね。マッサージするわ。」
看護婦さんの一人が佳奈ちゃんのお腹をぐりぐりとマッサージしはじめました。マッサージは腸の動きを助けて、どんどん残便を直腸へと追いやります。
「おっぱいも苦しいでしょ?少し絞った方がいいみたいね。」
あとの二人の看護婦さんは、それぞれ左右の乳首を掴んで、乳首の根元から頭へ絞る動作を始めました。3人の看護婦さんと玲子さんに別の場所を同時に責められて、とうとう佳奈ちゃんは頭の中が真っ白にはぜてしまいました。

[3人の看護婦と玲子先生に同時に責めたてられる佳奈] by JAGI
「うひぃぃ、れちゃぐぅぅう!!うんこぉぉぉ!!おちちひぃ!!ぎぎぎぃっ!!」
引きつった口元から泡立った唾液が噴き出します。乳首はますます太く張り詰めて、どんどん熱いものが集まってきます。膨れ上がった乳輪はD-cupの乳房ぐらいの大きさにまで張り出して、ちょっとつついたら破裂してしまいそうです。
「あ、マッサージ効いたみたいね、柔らかいのがどんどん流れてくるわ。」
玲子さんは肛門に突っ込んだ指をクリクリ回しながら言いました。先生の指のまわりに佳奈ちゃんの奥深くにあった灼熱の粘液が押し流されてきてたっぷりと溜り、いまや噴火しようと玲子さんの指を押し返します。
「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はぐぐーぅ!うでっで、れるうぅ」
佳奈ちゃんの口の中にはまたまた大量の唾液が湧き上ってきて、何度飲み込んでも溢れて口元からだらだら垂れ流しです。それに、とうとうおしっこまで漏れそうになってきました。いま、佳奈ちゃんの身体は穴という穴のすべてが決壊寸前、大爆発は時間の問題というところにまで来ているのです。佳奈ちゃんは半狂乱で身体をよじり、手足をばたつかせて暴れましたが、看護婦さんは3人がかりで押さえつけました。
「うん...そろそろ残りが出るみたいね...じゃ、このまましちゃっていいわよ」
「いっひぃぃーいぃ!!」
どぶぅっ!ぶびゅーっ!!
玲子さんが指を抜いた瞬間、泥のような粘液便が佳奈ちゃんの肛門からほとばしりました。ときおり便に紛れ込んだおならが破裂して、肛門を揺さぶります。
ぶぅーっ!!ぶぶぶぶっ!びゅーっ、ぶりりりり、びちびちびちびち!!
どんどん粘液便が噴き出します。それと同時に、さっきから汁を溢れさせていた乳首が破裂したような勢いで乳汁を噴き出しました。
「ぎひーぃ!」

[自ら排泄する汚物にまみれる佳奈] by YuAoki

佳奈ちゃんはあまりに強烈な感覚に驚いて、看護婦さんたちの腕を振り払って飛び起きてしまいました。自分の胸を見ると、太い汁の束が、びゅーっと乳首から噴き出しています。このひどい光景を見て佳奈ちゃんは自分がついに発狂したと思いました。
「あぁぁぁ、いやあーはぁぁっ!!」
...ぷしゅっ、しゅわーっ...
最後におしっこも出始めました。泥便もびちびちと出続けてます。ベッドの上はうんことおしっこが積み重なって溜り、泥沼のようになりました。

佳奈ちゃんはあの惨めな事件よりもっとひどいことがいまここで起きているということだけ分りました。でも、佳奈ちゃんは自分の意志で何かをすることはできません。ただ身体が要求するとおり大小便を排泄して、乳汁を噴き出すだけなのです。そして、それを佳奈ちゃんは、恥ずかしいというより気持ちいいこととして感じてしまっていたのです。
この悪夢のような排泄は延々と続きました。しかし、やがて佳奈ちゃんの身体の「中身」が減るに従って佳奈ちゃんの意識はもうろうとしてきて、すっかり出きってしまう頃には、佳奈ちゃんはもう抜け殻のようになって気絶してしまいました。全身を汚物と乳汁と唾液でまみれさせたままの佳奈ちゃん...ベッドに沈んでぐったりして、もう動きません。

 診察室でそんな地獄図が繰り広げられている間、梨穂ちゃんはしんとした待合室で一人座って、不安で胸が張り裂けそうな思いで待っていました。壁一枚向こうの部屋からは、佳奈ちゃんの叫び声や奇怪な音、そして時折玲子さんの声が漏れ伝わってくるだけで、何が起きているのかは分りません。しかし、その尋常ならざる雰囲気は充分に伝わってきました。
(あんなに佳奈ちゃんが声を上げるなんて...そんなに苦しんでるの?...それに、一体あれは何の音?...まさか、佳奈ちゃん診察室でまた...)
何も手がかりがないまま想像するしかない梨穂ちゃんは、そこで起きていることの恐ろしい様子が頭の中でどんどん膨らんで、自分で身震いしました。
そうする間にも診察室から聞こえる音はますます激しくなり、どたばたと暴れるような音、そして意味不明の佳奈ちゃんの叫び声、最後にはものすごく大きなおぞましい音が響き渡りました。その音は、あの日聞いた音とそっくりでした。梨穂ちゃんはいま診察室で起きていることを確信して、悲痛な気持ちで祈りました。
(あぁ、どうか神さま、佳奈ちゃんを助けてください!)
やがてしだいに診察室は静かになり、ふたたび待合室はしんと静まり返りました。その静けさはかえって梨穂ちゃんには無気味でした。
(一体どうなっちゃったんだろう、佳奈ちゃん大丈夫なのかな、もうじっとしてられない!)
梨穂ちゃんは我慢出来ずに立ち上がって診察室のドアを叩こうとしました。その時、
「あ、梨穂ちゃん」
ドアが開いて玲子さんの顔がのぞきました。
「あぁ、びっくりした...佳奈ちゃん、どうなんですか、悪いんですか?」
「うん、もう大丈夫よ。ちょっと大変だったけど。それから今晩はお泊りね。」
「え、そんなに悪いんですか?お願いです、会わせてください!」
梨穂ちゃんはドアを押し開けて玲子さんの横をすり抜けようとしました。すると玲子さんはドアのノブを握り締めて脇を固めました。
「ちょっと待って。佳奈ちゃん疲れて眠ってるし、いまは診察室の後片付けが大変なの。」
玲子さんに立ちふさげられた梨穂ちゃんは、診察室の中から漂う匂いを感じました。
(やっぱり...間違いない...)
「佳奈ちゃん、お腹は...」
「もう悪いものをすっかり出したからもう大丈夫よ。そんなに心配することないわ。でも、体が疲れきってるから、しばらく入院した方がよさそうね。」
「佳奈ちゃん...かわいそう...」
「大丈夫よ。すぐ元気になるわ。安心していいわよ。それよりね、お願いがあるの。」
「なんですか?佳奈ちゃんのためなら何でもします!」
「そう、佳奈ちゃん喜ぶわ。まず身の回りのものをまとめて持ってきてあげて欲しいの。それから、たぶん1週間ぐらい入院するから、ときどき様子を見に来てあげて。」
「あ、はいっもちろん。わたし、ずっと佳奈ちゃんの看病します!」
「ふふっ、元気よくなってきたわね。うちは完全看護だから付き添いは必要ないけど、入院中は退屈でしょ、話し相手になってくれたりしたら充分よ。」
「うぅん、わたし、ずっと一緒にいてあげたいんです。だめですか?」
「うーん...そうしたいのなら、してくれてもいいわ。じゃ二人部屋に入ってもらおうかな?」
「はいっ!」
「佳奈ちゃん、いい友達持ったわね。きっと早くよくなるわ。じゃ、もう遅いから寮まで送ってあげる。着替えとか用意したら明日また来てね。」
「わかりましたーっ!」

玲子さんは着替えてくると梨穂ちゃんを車に載せ、寮への道に出ました。玲子さんは大胆なVカットのワンピースで、豊かな胸の谷間を惜しげなく見せ付けていました。
広い国道へ出る交差点を曲がりながら、ふと玲子さんは言いました。
「梨穂ちゃん、寮ではあまり気にしないのかしら...でも、外に出るときはブラしたほうがいいかもね...」
「え...」
梨穂ちゃんは自分の胸を見ました。シャツに乳頭がぷちっと浮かび上がっています。そういえば、佳奈ちゃんが部屋で苦しみはじめたときにあわててシャツとジーンズだけを着たので、ずっとノーブラ・ノーパンのままだったのです。うつむいてこそこそと胸を隠しながら梨穂ちゃんは言いました。
「あぁ、これ...違うんです、いつもちゃんと下着つけてるんですけど、佳奈ちゃんが苦しみはじめたときにあわてて...」
そこまで言って、梨穂ちゃんは言い訳するほどその時どんな状況だったのか自分で説明するようなものだと気づいて、顔を赤らめながら口をつぐみました。
「...寮はあなたたちの家なんだから、中にいるときはリラックスしててもいいけどね。中でどんなことしてるか想像をかきたてるような格好で外に出るのは止めた方がいいわ...」
何か玲子さんの言葉には意地悪な響きがありました。
「すみません...」
しばらく沈黙の後、玲子さんはさらに質問を切り込んできました。
「梨穂ちゃん、あなた佳奈ちゃんと特別に仲がいいの?」
梨穂ちゃんはいきなり核心を突く玲子さんの質問に、どうやって答えたらいいのか分りませんでした。
「特別、って...わたしたち仲はいいですけど...そんな特に...」
「いいのよ、隠さなくても。あなたたちの年頃にはよくあることだし」
「いえ、ほんとうに、なにも」
「佳奈ちゃんすっかり出来上がっていたけど?ふたりで楽しんでたんでしょ?..うふふっ」
玲子さんは不思議な笑みを浮かべて梨穂ちゃんのほうを向きました。
「...ごめんなさい...すみません、わたし悪い子です...前に玲子さんのこと好き、っていったのに...佳奈ちゃんのこと考えているうちに、だんだん佳奈ちゃんのこと好きになっちゃったみたい...」
「それはいいわ。梨穂ちゃんは佳奈ちゃんが好き、佳奈ちゃんも梨穂ちゃんが好き。そのままでいいの。でもね、わたしも梨穂ちゃんのこと好き。その好きの中身は、佳奈ちゃんが梨穂ちゃんを好きというのとはぜんぜん違うの。それはもう、深ぁいことなのよ。あなたはわたしにとってかけがえのない特別な女の子なんだから。」
梨穂ちゃんは玲子さんの言葉を血を分けたもの、肉親の愛情について言っているんだと思いました。
「もちろん、わたし玲子さんにすごく感謝しています。ここの学校に連れてきてくれて、こんなに面倒かけて。」
「そんなこといいのよ。大切なのは、あなたがお父さまの血を引くたった一人の子だ、ってことなんだから。」
寮に車は着きました。玲子さんは門の手前で車を停めて、梨穂ちゃんに手を伸ばしました。
「ちょっとごめんね、今日はどんな感じ?」
玲子さんの右手が梨穂ちゃんの胸に触れました。人差し指がシャツごしにちょんと乳首に触れると、またいつもの暖かい感じがポッと灯りました。
「それからこっちも...」
玲子さんの左手はジーンズの上からお腹を押さえました。なにかコリっと触れたようです。梨穂ちゃんは最初玲子さんの罰を受けているような気分でしたが、そうやって触れられるとだんだん身体に不思議な高まりを感じてしまうのです。
「ぁっ...玲子さんって魔法使い?超能力者?玲子さんに触れられると、いつも体が温まって、すごく気分が爽快になるんです...」
玲子さんは低い声で意味不明の言葉を返しました。
「それはね、あなたとわたしが引き合っているから...」
しばらく二人はそうしてじっとしていました。梨穂ちゃんは玲子さんに見つめられて身じろぎもせずに感じ入っています。やがて突然玲子さんは言いました。
「はい。今日は疲れたでしょ?ゆっくり休んで。もう夏休みだもんね。」
「...あ、ありがとうございました。送っていただいちゃって。玲子さんもお疲れさま。明日行きますから。佳奈ちゃんのことよろしくお願いします。」
「わかったわ。任せて。じゃあね。お休み。」
「お休みなさーい!」

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