梨穂・佳奈

堕ちてゆく佳奈、変容する梨穂 - 1


 テストも終わって、夏休みの近づいた教室はみんなそわそわして落ち着きがありません。誰もがプールや買い物や旅行やバイトやあれこれ楽しみにしていたことの話題に夢中です。みんなの気持ちはウキウキでいっぱいです。
 2年C組の教室にひとつだけずっと空いている机があっても、そんな雰囲気の中では誰も気にしないでしょう。実際、佳奈ちゃんの「うんこもらし事件」は一時学校中の話題になりましたが、ほんの5日後にはみんな忘れてしまったみたいです。そんなつまらないことより、自分の楽しみのことで手いっぱいなのです。
 一人だけ、その空いた席のことで胸を痛めている娘がいました。それはもちろん梨穂ちゃんです。
 事件以来、毎朝梨穂ちゃんは寮室で佳奈ちゃんに声をかけます。
「学校、いかないの?」
すると、パジャマ姿でベッドの上に座った佳奈ちゃんは静かに首を振って
「...いかない...」
とだけ返事するのでした。
佳奈ちゃんはあの事件ですっかり臆病になってしまい、寮室から出ることができなくなりました。ほっておくと何も食べないので梨穂ちゃんがいつも食堂から食事を運んであげました。少しは食べるようですがやはり心の傷は深いようで、あまり食は進まないようでした。
 佳奈ちゃんが自分から部屋を出るのはトイレとお風呂だけでした。でも、人に見られないように夜遅くこっそりシャワーを浴びに行っても、廊下で誰かに出会うたびにびくびくして、悪口を言われるんじゃないか、いじめられるんじゃないかと思うと恐くて、半泣きになりながら部屋に駆け戻ってくるのです。
 終了日の夜、梨穂ちゃんはいつものように佳奈ちゃんの分の食事を運んできて、声をかけました。
「佳奈ちゃん?...ご飯持ってきたよ。食べれそう?...」
「ありがとう...でも食べたくない...」
「食べなきゃ。元気になれないよ。
「...もう、もうあたしなんか...どうでもいいよ...」
そう言って佳奈ちゃんは顔を伏せました。梨穂ちゃんはそんな佳奈ちゃんの様子を見るととても悲しくなります。
「佳奈ちゃん...わたしが転校してきてすぐに寮とクラスで一緒になって、わたしに親切にしてくれたよね。一緒に遊んでくれたよね。お父さまが死んでから、近くの親戚の誰もわたしのこと引き受けてくれなくて、わたしって世界で一人ぼっちなんだ、って思ってた。でも玲子先生がこの学校に転校させてくれて、寮に入って、佳奈ちゃんと出会って、クラスのみんなとも仲良くなれて、思ったの。一人ぼっちなんかじゃない、みんながいるから生きていける、って...ほんとに。それまでは、もう死のうって思ってたんだもん...わたし、いまの佳奈ちゃんの気持ち分るけど、でも佳奈ちゃんが元気になれるって信じてる。元気になって欲しいの!」
佳奈ちゃんはずっと目を伏せて梨穂ちゃんの言葉を聞いています。
「ね、佳奈ちゃん。わたし、佳奈ちゃんのために何かしてあげたい。佳奈ちゃんがわたしにしてくれたみたいに、わたしも佳奈ちゃんのためにしてあげたいの。」
佳奈ちゃんはちら、と上目づかいに梨穂ちゃんの顔を見ましたが、すぐに視線をそらしてため息を吐きました。それでも梨穂ちゃんはなんとか佳奈ちゃんの言葉を引き出したくていっしょうけんめい話しかけました。
「...だめなの?わたしでは佳奈ちゃんに何もしてあげられないの?...いやだよ、そんなの...わたし、佳奈ちゃんがいるからここにいられるのに...佳奈ちゃんの元気を分けてもらって生きてるのに...佳奈ちゃんがこのままじゃわたしもおかしくなっちゃうよ!!」
梨穂ちゃんは佳奈ちゃんの手を取りました。
「お願い、何か言って?なんでもいいから。わたし何でもするから!」
佳奈ちゃんはようやく顔を上げました。佳奈ちゃんが部屋に閉じこもるようになってから初めて二人は真っ直ぐ向き合いました。
「梨穂ちゃん...ありがとう...ほんとうに...」
佳奈ちゃんはなにか言葉を探り当てようとして迷っているようでした。しばらくの沈黙のあと、突然ごくっと飲み込むような動きをしてから佳奈ちゃんはゆっくり話しはじめました。
「あたしね...本当に友達がいなかったの。水泳部はみんなライバル同士って感じでギスギスしてるし、クラスでは特別扱いされて浮いてたし...自分の感じたことや思ったこと気軽に話せる友達がほしかった。ないしょ話したり秘密を打ち明けたりできる人...でもずっといなかったんだよね...」
「うん...」
学園のスターだった佳奈ちゃんからこんな言葉を聞くのは意外でした。
「でもあたしも悪かったと思う...どうしたらいい友達になれるのか分らなかった。よそよそしかったり、うまく話せなかったり...だから、ずっとあたしここで一人ぼっちだと思ってた。」
そう話しながら佳奈ちゃんは梨穂ちゃんの手を握りかえしました。
「でもね、梨穂ちゃんが転校してきて、初めて会ったときに...なんて言ったらいいんだろう...あの...どうしても友達になりたい、ってすごく強く思った。だからちょっとでもきっかけをつくって話しかけたり、一緒に遊びに行こうって誘ったり。」
佳奈ちゃんの声に不思議な力がこもってきました。
「...初めて梨穂ちゃん見たときに...あぁ、女の子だなぁ、って...何だろう...うまく言えないけど...ほら、あたしって背丈があって肩も張ってて、女らしくないでしょ?ゴツゴツしてて。小学校でも中学校でも男みたいだってからかわれたもん。だけど、梨穂ちゃんって...ごめんねこんなのヘンだよね...ちっちゃくて、壊れそうに細くって、きれいで柔らかそうで...あたしと正反対でしょ、あたしってかわいくないから、梨穂ちゃんみたいな女の子らしい、かわいい子のことがすごく気になって...一緒に話したり遊んだりしているうちに、あぁなんてかわいいだろう、大切にしたいなぁ、って気持ちがどんどん湧き上ってきて...ごめん、やっぱりヘンだよね?」
「うぅん!佳奈ちゃんにかわいいなんて言ってもらえたらうれしいよ!」
梨穂ちゃんは、佳奈ちゃんがこんなにしゃべってくれたことが嬉しくて、笑顔で応えました。それを見て佳奈ちゃんの口元が少しほころんだように見えました。
「梨穂ちゃん...あたし...そんな梨穂ちゃんを見て、いつも一緒にいたいなぁ、って...そう思ったの。もっと仲良くなりたいなぁって。」
「わたしも一緒!佳奈ちゃんと仲良くなれたことがここに来て一番うれしかったことだよ!」
佳奈ちゃんの顔色に赤みがさしたようです。
「梨穂ちゃん、あたしね、...恥ずかしいけど、ほんとうのこと言うね。...あたし、梨穂ちゃんのこと好きになっちゃったの。ヘン?でも、本当なの。どうしたらいいかわからないぐらい、梨穂ちゃんのこと好き!いつもいつも梨穂ちゃんのこと思ってた。もっと梨穂ちゃんと仲良くなりたいってことばかり考えてた。いつか梨穂ちゃんを抱きしめたいって夢見てた!!」
だんだん熱っぽくなる佳奈ちゃんの言葉に梨穂ちゃんはとまどいました。しかし、すぐにそれが佳奈ちゃんの本心からの「告白」だと分ってきました。
「梨穂ちゃん、あたしのこと嫌い?ごめんね、こんなのヘンだって分ってるよ。でもあたしの気持ちどうすることもできないよ!いまだって、梨穂ちゃんにあたしの気持ち伝えるのにこんなにどきどきしてるよ!」
佳奈ちゃんは梨穂ちゃんの手を自分の胸の谷間に押し付けました。いったいどれほど潜ったら谷底に届くのか、というほどの深さに触れて、梨穂ちゃんはくらくらしました。襟元からのぞく佳奈ちゃんのおっぱいは、前に見た玲子さんの胸に似て、触れたら跳ね返して盛り上がってきそうな張りがあります。
(あ...佳奈ちゃんのおっぱい、すごい...もんだら気持ちよさそう...)
梨穂ちゃんは玲子さんに手当てしてもらったときの気持ちが蘇って、どきどきしてきました。梨穂ちゃんは佳奈ちゃんのおっぱいに触れたいという誘惑にまけて、ためらいがちに両手のひらを佳奈ちゃんのオッパイにそっと押し付けました。
その様子を見ながら、佳奈ちゃんはすっかり上気して自分の気持ちを語りはじめました。
「ごめんね、梨穂ちゃん。あたしのこと嫌いになるかもしれない。でも本当のこと知って欲しい。あたし、ただ友達として梨穂ちゃんのこと好きだって言ってるだけじゃないんだよ。おかしいんだけど、梨穂ちゃんを抱きしめたくてしかたないの。梨穂ちゃんの身体中触りたい。梨穂ちゃんにキスしたい。それから、あぁ...触ってもらいたい。二人で感じあいたい!!」
「佳奈ちゃん...あたし...そんなの...」
「部室で着替えてるときに、梨穂ちゃんが近くにいるとすごくドキドキした...あたしの裸を見られたら、あたしがエッチなこと考えてるのがバレちゃうんじゃないか、って...いつも梨穂ちゃんのこと考えて乳首とがらせたりあそこ濡らしたりしてたから...ごめんね。あたしね、こんなことしちゃいけない、って思ってたけど...梨穂ちゃんのこと汚しちゃうと思ったけど...でもほんとうなの。あたし、梨穂ちゃんのこと思いながら、毎日ひとりエッチしてた...だから...いつか見つかったでしょ、あの時も梨穂ちゃんと裸で抱きしめあうのを想像しながら、いっぱいイっちゃった...ほんとうに...そんなに好きなの。梨穂ちゃんのこと!!」
佳奈ちゃんは梨穂ちゃんの腕を取って少し強引に引き寄せました。梨穂ちゃんはその力に驚きました。
「あっ、佳奈ちゃん!!」
「梨穂ちゃん、好きよ!!友達なんか誰もいらない!梨穂ちゃんだけいれば!!梨穂ちゃんのことがそんなに好き。あたしの気持ちわかって!あたしのこと嫌い?いや、嫌いにならないで!こんなに好きよ!!梨穂ちゃん!!」
「きゃっ!!」
佳奈ちゃんは乱暴に梨穂ちゃんを抱き寄せて、唇をあわせました。佳奈ちゃんは狂ったように唇を擦り付けて、むりやり梨穂ちゃんの唇をこじ開けると舌をねじ込みました。佳奈ちゃんの長い舌は梨穂ちゃんの口の中をぬめぬめと這いずり回ります。
「んん!んーっ、んんーっ!!」
梨穂ちゃんは首を振って突然の佳奈ちゃんのキスから逃れようとしました。二人には体格も力も差がありすぎますから、その気になれば佳奈ちゃんはこのまま梨穂ちゃんを組み伏せてしまったでしょう。でも、梨穂ちゃんがあんまり抵抗するのでようやく佳奈ちゃんは唇を離しました。でも腕はしっかり梨穂ちゃんの身体を抱きすくめています。
「はぁっ...佳奈ちゃん...そんな、乱暴にしないで...」
「...ごめん...でもあたし、おかしいんだよ...梨穂ちゃんがこんな近くにいると、どうしても我慢できなくて...」
「佳奈ちゃん、わたしたちって、友達じゃなかったの?佳奈ちゃんがわたしのこと好きって、こういうことだったの?...」
「わかんない...最初は友達だと思ってたよ...でも、だんだん梨穂ちゃんに触りたいって気持ちが大きくなってきて...あぁ、わかんないよ...もう、いまのあたしには梨穂ちゃんしかいないもん...あたし梨穂ちゃん一人に何もかも求めちゃってる...これはホント。あたしには梨穂ちゃんしかいないんだもん。ね、わかって、梨穂ちゃん!!梨穂ちゃんがいなくなったら、あたし生きてられないよ!!あたしのこと嫌いにならないで。あたしのそばにいて。お願い、お願いだから!!」
佳奈ちゃんの顔はすっかり上気していましたが、その言葉はとても切なく響きました。佳奈ちゃんの梨穂ちゃんへの気持ちはいつしかこんなに深まっていたのです。
梨穂ちゃんは思いました。
(わたしだって...わたしだって誰かに抱かれたいってずっと思ってた...玲子さんのことも...でも、いつも一緒にいた佳奈ちゃんがそんな気持ちでいるなんて...)
「ね、お願い。梨穂ちゃんあたしの気持ち受け止めて...あたし梨穂ちゃんと愛しあいたいよ...」
「佳奈ちゃん...ちょっとびっくりしたけど...友達だと思ってたし...。でも、わたしのこと好きになってくれて嬉しいよ。わたしも、ほんとうは...誰かわたしを包み込んでくれるような人に抱かれたいって思ってたの...」
梨穂ちゃんは佳奈ちゃんの胸に頬ずりしました。
「...わたしでいいの?...わたし、きっと...佳奈ちゃんにだったら、抱かれてもいいよ...」
梨穂ちゃんは、いまでも玲子さんへ淡い恋心を持っています。それなのに佳奈ちゃんにこんなことを言うのは卑怯だと自分を責めました。でも、ほんとうに大切な友達だと思っていた佳奈ちゃんに抱きしめられながら告白をされて、梨穂ちゃんの気持ちはどんどん押し流されていきます。
「ほんと?梨穂ちゃん!?...あぁ、あたし、あたしすごくうれしい!!」
佳奈ちゃんは梨穂ちゃんの体に回した腕にさらに力を込めました。
「...苦しいょ...」
「あ、ごめん」
佳奈ちゃんは腕を解いて梨穂ちゃんを抱き起こしました。二人は長い間見つめあいました。そして、ゆっくり唇を寄せると、もう一度キスをしました。
「ん...」
今度は梨穂ちゃんは素直に佳奈ちゃんの舌を受け入れて、しばらくお互いを味わいあいました。
唇を離すと、二人はすっかり雰囲気に酔って、目を潤ましていました。
「触っていい?...」
今度は梨穂ちゃんが佳奈ちゃんの身体に手を伸ばしました。
「わたし、佳奈ちゃんのこととてもうらやましかった...背が高くて、かっこよくて...それにいまはこんなに大きな胸...」
梨穂ちゃんは佳奈ちゃんの両方のオッパイの頂上をゆっくり押さえつけました。佳奈ちゃんの体温がじんわりと伝わってきます。
「梨穂ちゃん、もっと触って...」
佳奈ちゃんはボタンを引きちぎるようにパジャマを脱いで、上半身裸になりました。
梨穂ちゃんは佳奈ちゃんの左乳房を両手でゆっくりもみながら、右乳房に頬ずりしたり、キスしたりしました。

[抱き合うふたり] by JAGI
「佳奈ちゃんって、お母さんみたい...わたし佳奈ちゃんにすっぽり抱きしめられたい...」
「梨穂ちゃん、来て」
佳奈ちゃんのベッドに梨穂ちゃんも上がりました。
「わたしにも触って?」
そういうと梨穂ちゃんはシャツもブラジャーもジーンズも脱いで、パンツ一枚になって佳奈ちゃんに抱きつきました。二人は真正面に抱き合ったままベッドに横たわりました。
二人とも誰かと愛しあった経験もないし、どうしたらいいのか何も知りません。でも、二人はただお互いの体中を撫で回して、キスして、言葉をささやきあうだけで十分すぎるほど幸せでした。
二人はパンツの中を探り合いました。
「佳奈ちゃん、ここ...」
「ひゃぅ!そこ、だめ!感じすぎちゃう...」
「こんなに大きくなっちゃったの...」
佳奈ちゃんのクリトリスは、梨穂ちゃんの中指よりも長いのです。
「恥ずかしいよ...梨穂ちゃんは?」
「あっ...わたしはぜんぜん...」
「うぅん、だんだん大きくなってくるよ?」
佳奈ちゃんは梨穂ちゃんのパンツの中に手を突っ込んで、秘密の溝にそってゆっくりと指で擦りました。すると、だんだん中から湿り気が伝ってきて、クリトリスもコリコリと佳奈ちゃんの指を押し返すようになってきます。そのまま二人はお互いのクリトリスの攻め合いに熱中しました。
「あぅっ、すごいっ!」
「佳奈ちゃん、敏感ね!」
「だって、だってそんなにしっかり握られたら...あぁぁーっ!!」
「はぁっ、わたしも、気持ちいいよ、はぁ、はぁっ、もっと...」
ふたりがクリトリスを擦ったりつまんだりするたびにクチュクチュ・ネチャネチャといやらしい音が聞こえてきます。どんどんそのテンポが速まって、やがて絶頂がやってきます。先にイったのは佳奈ちゃんでした。
「あはっ、あっ、あぁぁーっ...」
佳奈ちゃんはがっくりとベッドに身を沈めました。
「佳奈ちゃん、毎日毎日えっちしてて敏感になりすぎてるんでしょ...」
「あぁん...恥ずかしい...」
「わたし、もっと気持ち良くなりたい...」
梨穂ちゃんはパンツを脱いで、佳奈ちゃんのパジャマのズボンとパンツも脱がせました。そして仰向けのまま喘いでいる佳奈ちゃんのお腹の上に乗りました。佳奈ちゃんのお腹は真ん丸に膨れ上がっています。梨穂ちゃんは佳奈ちゃんのお腹を撫でながら言いました。
「...佳奈ちゃんのお腹...」
「...そんなとこ見ないで...いじわるぅ...」
「ごめんね、でも、大きな佳奈ちゃんがわたし好き。」
「いまちょっと便秘なの...ごめん、汚いこと言って。でも、トイレ行くのが恐くて...うんこしたら、またおかしくなっちゃいそうで...」
「だいじょうぶよ、もう佳奈ちゃん元気になったじゃない!」
梨穂ちゃんは佳奈ちゃんの両方の乳首を握り締めて、股間を佳奈ちゃんの膨れ上がったお腹に擦り付けました。

[佳奈の腹の上に乗る梨穂] by JAGI

「あ、あっ、おちちが!出ちゃう!」
「わたしイきたい!!イかせて!!」
佳奈ちゃんは右手を梨穂ちゃんのお尻に回し、左手を前に触れて、両方の穴を同時に責めました。
「佳奈ちゃん、あぁっ、すごいよ、わたし、あうぅ、イっちゃう!!」
「あたしも、あぁっ、出るぅ!」
佳奈ちゃんの乳首から濃い汁が噴き出しました。梨穂ちゃんもとろとろとえっち汁を佳奈ちゃんのお腹の上に流しながら、すごい絶頂に達しました。まるでおしっこをもらしたような量の汁の量です。初めての経験、それも、親友だと思っていた女の子と愛しあって...こんな激しい愛し方で...梨穂ちゃんの気持ちは満ち足りました。
佳奈ちゃんの乳汁と梨穂ちゃんのえっち汁でぬめぬめになった佳奈ちゃんの身体の上に、梨穂ちゃんはぺったりとうつ伏せになりました。そして二人はたっぷりとキスをしました。佳奈ちゃんの口からは、驚くほどたくさんの唾液が湧き上ってきます。佳奈ちゃんの舌が梨穂ちゃんの中に入ってくるたびに、粘り気が強くて甘い味のする唾液がどんどん送り込まれてくるのです。梨穂ちゃんはそれが佳奈ちゃんの愛情の深さのような気がして、一生懸命佳奈ちゃんの口から唾液を吸って、夢中で飲みました。
「ん...んっ、んっ...んっ、ぷはっ、まだ出てくるよ...」
佳奈ちゃんが梨穂ちゃんの胸に触れながら言いました。
「梨穂ちゃん、おっぱい大きくなったね...」
「うん...いまね、Cカップ着けてるんだよ。すごいでしょ。自分でも信じられない。」
梨穂ちゃんは腰から胸へ送り出すような動きをして、身体をすりつけました。乳首がふれあうと、佳奈ちゃんはピクんと反応しました。
「あ...」
「ぬるぬるして...きもちいいよ...佳奈ちゃん」
しばらく梨穂ちゃんはそうして身体同士を擦り付けて感触を楽しんでいました。そのあいだ佳奈ちゃんは黙ったまま目をつむって喘いでいましたが、どうも様子がおかしくなってきました。
「う...うぅぅん...」
「どうしたの?」
「ん、ちょっと...お腹痛くなってきちゃった...」
「え?大丈夫?...」
梨穂ちゃんはまたあの事件のことを思い出しました。
「出そうなの?がまんできる?」
「うぅん、出そうじゃないけど...痛くて...なんか気持ち悪い。」
梨穂ちゃんはうろたえました。
「どうしよう...なにか薬ある?」
「玲子先生からもらってるのしか...でもいつも飲んでるし...あぁーっ、痛い...」
「うーん、玲子先生に電話しようか?」
「うぅ...でも、もう夜だし...あ...いた...ぃ痛いぃ...うぇっ...吐きそう!お腹痛いよぅ!!あぁーん!!」
「ね、じっとしてて、洗面器持ってくるから。それから、玲子先生に電話する!」
「はぁ、はぁ、お願い...痛ーい、痛いよーっ!!助けてぇ...」
梨穂ちゃんは急いでシャツとジーンズを着ると、洗面所からバケツを持ってきて、力なくうめいている佳奈ちゃんのベッドサイドに水を汲んだコップと一緒に置きました。すぐに玄関の電話まで飛んでいって、定まらない指で玲子さんの医院の電話番号を押しました。
(出て、すぐに、お願い!!)
5回ほどのコールで電話は繋がりました。
「玲子さん?梨穂です。大変です!」
「梨穂ちゃん?どうしたの?落ち着いて。」
「佳奈ちゃんが、お腹が痛いって苦しんでるんです。」
「...どんな様子?便秘してるの?」
「それもそうなんですけど...お腹張ってるみたいだし。でもそれだけじゃなさそうです。あの痛がりかたは普通じゃないです。」
「そう、そんなにひどいの?」
「いま痛くて気持ち悪いって、すごく苦しがってます。吐きそうだって言ってます。どうしたらいいですか?」
「うーん、それは大変ね...じゃ、すぐにわたしが車で迎えに行くわ。吐きそうなんだったら、悪いけどバケツとかタオルとか用意しておいてね。何号室だっけ?」
「236号室です!早く来てあげてください、お願いします!」
「わかったわ。じゃすぐ行くから待ってて。」
電話が切れると、すぐに梨穂ちゃんは部屋に戻りました。
もどってみると、佳奈ちゃんは裸のままベッドに腰掛けて、床に置いたバケツに顔を突っ込みそうな姿勢ではげしく喘いでいました。
「はうっ、はっ...うぇっ...はっ...げぷ...」
「佳奈ちゃん、すぐに玲子先生来てくれるって。大丈夫だよ、玲子先生さえ来てくれれば安心だから!」
梨穂ちゃんは佳奈ちゃんにパジャマを羽織らせてあげると、並んで座って背に腕を回しました。
「もう少しの辛抱だからね」
佳奈ちゃんは手で口を押さえながら、うんうんとうなずきました。その間にも佳奈ちゃんは繰り返しえづいて、今にも戻しそうな様子です。
「ごめんね、さっきわたしがお腹に乗ったから?ごめんね、佳奈ちゃん...」
佳奈ちゃんは額から脂汗をたらしながら首を横に振りました。しかしその時、いっそう大きくえづくと、とうとう佳奈ちゃんは白っぽい液を戻してしまいました。
「げぷ...えっ、うぇーーっ。げぽっ。げぅぼえーっ!」

しゃーっという音とともに粘液が喉から溢れ出して、バケツの中にびちゃびちゃとはねかえりました。佳奈ちゃんは息も切れ切れに喘いで、繰り返し吐きました。

[嘔吐を続ける佳奈] by JAGI

「はぁっ、はぁっ、はぁっ、げぶっ、はぁっ、はっ、はうっ...うえーーっ、げぼぼぼ」
「佳奈ちゃんっ、佳奈ちゃぁん!どうしよう、どうしたらいいの?玲子さぁん!!早く来て!!」
梨穂ちゃんはとりみだして涙を流しながら佳奈ちゃんの背中をさすります。
佳奈ちゃんの吐瀉物はだんだん色が変わって、汚い茶色になってきました。最初はさらさらしていたものがだんだん粘っこくなってきているようです。

「げぼっ、うげげげーっ、...げほっ、げほげほ、うぇぇーっ...」

吐いて、むせて、せき込み、また吐くという繰り返しで、佳奈ちゃんの顔は脂汗と涙と唾液と吐瀉物でどろどろです。

「あぁ、佳奈ちゃんかわいそう...ぐすん、わたし何もできないよ!!ごめんね、佳奈ちゃん、バカなわたしのこと許して、ごめんね...でも、もうすぐ玲子先生来るよ、だから大丈夫だからね!それまでがんばって佳奈ちゃん!!」

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